Twilioブログ

【Twilio講座 入門編③】Twilio管理画面の使い方

前回のTwilio講座 入門編②では、実際にTwilioを利用するうえで欠かせない「無料アカウントの作成方法」をレクチャーさせていただきました。

今回のTwilio講座 入門編③では「コンソール」とも呼ばれているTwilioの管理画面について、どのようなメニュー配置となっているか? またどのようなことができるか? をご紹介いたします。

※管理画面は定期的なデザイン変更により見た目が変わることがありますが、基本となるメニュー構成が大きく変わることはございません。

■Twilio講座 入門シリーズ■

【Twilio講座 入門編①】コミュニケーションAPIのTwilioとは?

【Twilio講座 入門編②】アカウントの種類と無料アカウント作成方法

【Twilio講座 入門編③】Twilio管理画面(コンソール)

【Twilio講座 入門編④】電話番号を購入するために必要な手続き

【Twilio講座 入門編⑤】Programmable Voiceとは?

【Twilio講座 入門編⑥】Programmable Voiceの使い方|自動音声応答IVRを作ってみよう!

CTA_まずはtwilioを使ってみる。

目次

Dashboard

下記画像は、管理画面にログインして最初に表示されるページ(Dashboard)です。

User Settings

ご自身でつけたFriendly Name(見やすい名前)が表示されている右上Aの部分はプルダウンメニューになっています。

このプルダウンの中にあるUser Settingsから、メールアドレスの変更や管理画面のパスワード変更といった、ユーザー設定に関するメニューに遷移できます。

サービス一覧

画面左にあるのが各機能別のメニューです。

家のアイコンはDashboard画面へのショートカットで、上記画像のBを押すと、全サービスのメニューを見ることができます。

またサービス名の横にあるピンマークをクリックすると、Dashboard 画面にショートカットアイコンが表示されます。

Twilioではよく使う機能として、あらかじめ「Programmable Voice」「Programmable SMS」「Phone Numbers」がピン留めされています。そのため、はじめからそれぞれのショートカットアイコン(電話・吹き出し・♯マーク)が Dashboard 画面に表示されています。

そのほかにご自身のよく使う機能がある場合には、画像のようにショートカットに追加しておくとよいでしょう。

Project Info

トップ画面のCの位置には、このアカウントのAccount SIDやAuth Tokenが表示されています。

Account SID

Account SID は「Twilio入門講座② アカウントの種類と無料アカウント作成」で紹介した、アカウントを識別するための符号です。AC から始まる文字列となっています。

API を使う場合や通話履歴(コールログ)をダウンロードした際、どのアカウントがそのコールを生成したのかを Account SID で判別します。
また弊社にお問い合わせいただく際や、技術的な問い合わせを弊社からTwilio社にエスカレーションする際にも、この Account SID が必要になります。

Auth Token

Auth Tokenは、言わば鍵のような役割をする文字列です。安全上の配慮から標準では非表示になっています。

APIを使ってTwilioに命令を出す際、プログラム上にAccount SIDとAuth Tokenのペアを記述する必要があります。
その際、Twilioはこのペアで利用者を認証します。Account SIDとAuth Tokenのペアがあっていれば、Twilioは正規ユーザーの利用とみなすのです。

そのため、Auth Tokenは絶対に漏洩してはいけません。もし安全上の不安がある場合は、そのつどAuth Tokenを再生成してください。

ちなみに再生成すると、再生成する前に使っていたAuth Token は二度と利用できなくなります。ご自身で実装した各種アプリケーション側のAuth Token更新も忘れないようご注意ください。

請求

続いて、Dashboard配下の各メニューです。

概要

請求のメニューではTwilioポイントやアカウントの利用料金について参照できます。ポイントチャージもここから行います。

項目 内容
Add Funds 手動で金額を指定してチャージできる
AUTO RECHARGE 残高があらかじめ指定した金額を下回ったら、指定額に回復するまで自動でチャージする設定を行う

ちなみにTwilioポイントの残高が0になると、アカウントがサスペンド(停止)されてすべての機能が使えなくなります。復活させるためには、残高がプラスになる金額を手動でチャージする必要があります。

そのため、通常はオートチャージをONにしておくのがおすすめです。

支払い履歴

支払履歴は、登録したクレジットカードでチャージした履歴を月ごとに確認できます。

定期支払いアイテム

定期支払アイテムでは、月額で料金がかかるサービスの利用状況を確認できます。主に電話番号です。

支払い方法

支払い方法では、Twilioポイントのチャージに利用するクレジットカードを登録します。複数のカードを登録できるため、Primaryのカードで決済できなかったらSecondaryのカードで決済を試行する……といったことが可能です。

Preference

Preferenceでは、領収書をダウンロードする際の会社名などを登録します。

Usage

Usageでは、サービスごとにいくら利用したか確認できます。

サマリー

「サマリー」では、サービスごとに当月いくらを利用したのか確認できます。

サブアカウント

「サブアカウント」では、サブアカウントを持っている場合、各サブウントの合計利用額が参照できます。
親アカウントで引き落とされたポイントの内訳から、サブアカウントごとにいくら使ったかを確認することが可能です。

トリガー

システム管理を担当する人なら、Twilioの利用額が一定基準を超えたり、何かエラーが起きたりした場合にはしっかり把握しておきたいと思います。

「トリガー」では、各種トリガーに対するメール通知の設定ができます。

+アイコンをクリックすることで新しいトリガーを作成することができます。ちなみに下記画像は『月間の利用額が10万円を超えたらメールで通知を出す』というトリガーの例です。

なお利用カテゴリーにはサービスごとにさまざまなトリガーがあります。
利用料金をトリガーとする場合は以下画像のようになります。

  1. トリガー値に100000を値に入れます。
  2. FREQUENCIESはMonthlyを選びます。
  3. 赤い「保存ボタン」を押します。

上記設定を行うことで、月初~月末までに10万円を超えた瞬間に1回メールで通知されます。

FREQUENCIESは「その期間において1回メールを出す」という選択肢です。ここを間違えてYearlyにしてしまうと、年初~年末までで最初に10万円を超えた瞬間にしかメールが出ません。以降は設定額を超えても通知されないため、注意が必要です。

ちなみに、メールの代わりにWebhookを投げることもできます。その場合はラジオボタンで「WEBHOOKでトリガーを送信する」 を選択してURLを入力してください。

設定

「設定」には、アカウント・サブアカウントに関するメニューが集約されています。

一般

「一般」では、親アカウントとサブアカウントが属するプロジェクトにわかりやすい名前をつけられます。プロジェクト名はTwilio管理画面の左上に表示され、複数のプロジェクトがある場合はプルダウンで切り替えることができます。

Require Two-Factor Authentication

「Require Two-Factor Authentication」は二要素認証の設定項目です。二要素認証を有効にすると、Twilioから電話やSMSを使って認証コードが送られるようになり、そのコードを入力しないとログインできなくなります。

APIクレデンシャル

「APIクレデンシャル」には、プロジェクトの親アカウントとテスト用アカウントのAccount SIDが表示されています。Dashbordに表示されているAccount SIDと同一のものです。

種類 できること
ライブクレデンシャル 実際に使える
テストクレデンシャル 自身でプログラムを組んで、TwilioからのAPIリクエストの戻り値などをシミュレーションする

「テストクレデンシャル」では実際に電話をかけたりSMSを送ったりすることはできず、それを実行したときと同じダミーの戻り値が返ります。

ちなみに、それぞれのAccount SIDの下にAuthTokenを表示するリンクがあります。ライブクレデンシャルもテストクレデンシャルも、APIを使う際は必ずAccount SID+AuthTokenの組み合わせが必要です。

テストをする際には、テストクレデンシャル側のAuthTokenを使ってください。

サブアカウント

「サブアカウント」では、親アカウントが作成したサブアカウントの一覧が確認できます。ここからサブアカウントを作ることも、サブアカウントの管理画面に切り替えることも可能です。

ただし、Twilio管理画面からサブアカウントを削除することはできません。サブアカウントの削除は、REST APIをご利用ください。

サブアカウントを作成する場合は、画面の+アイコンをクリックします。

作成したサブアカウントの管理画面に切り替えるには、この画面から対象のサブアカウントの右にある「サブアカウントを表示」をクリックしてください。

また画面右上の歯車マークのメニューから「Subaccounts」を選択し、アカウントを切り替えることも可能です。


サブアカウントに切り替わると、画面上部は画像のように黄色の帯がつきます。また黄色の文字でそのサブアカウントの Friendly Nameが表示されます。

サブアカウントに切り替えた際の注意点

管理画面でサブアカウントに切り替えると、画面右上の歯車マークのメニューにある「Switch To Master」で親アカウントの画面に戻るまで、ずっとサブアカウントの権限で管理画面を操作することになります。

親アカウントとサブアカウントでは、取得している電話番号もAccount SIDもそれぞれ違います。

慣れないうちはどちらの管理画面を操作しているのか迷いがちです。必ず画面上部のプロジェクト名を確認して、常にどの Account SID の権限で管理画面を操作しているのかを意識することをオススメします。

取得しているはずの電話番号がメニューで表示されない・つい先ほどコールを発信したはずなのにログに表示されない。そんなときは画面上部を確認して、プロジェクトがあっているか・サブアカウントの画面を見ていないかをチェックしてみましょう。

ユーザー管理

「ユーザー管理」のメニューでは、プロジェクトを操作できるユーザー、つまりご自身が招待したユーザーを確認できます。

招待する際は+アイコンのボタンから、招待する人のメールアドレスを入力して送信を押します。

招待されたユーザーは招待を承認すると、自分の管理画面から該当のプロジェクトに切り替えることができます。
各権限(ロール)の詳しい説明については、こちらのFAQをご参照ください。

APIキー

APIキーは、Twilioが用意しているSDKを使ったTwilioアプリケーションの実装で使う資格情報です。このページで、発行したキーの一覧や追加が行えます。

まとめ

本記事では、Twilio管理画面で使われるメインの部分をご紹介しました。
Twilioにはこのほかにも、それぞれのサービスごとに管理画面がございます。ぜひ色々と触ってみてくださいね。

次回のTwilio講座 入門編では、Twilioをご活用いただくうえで必要不可欠な「電話番号の購入」について解説いたします。

【Twilio講座 入門編④】電話番号を購入するために必要な手続き

Twilio 本部
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KDDIウェブコミュニケーションズは、日本初のTwilioパートナーとして常に「開発者目線」を大切にしており、ブログ記事がお役に立てれば幸いでございます。

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