
2015年4月15日(日本時間)、Twilioの新機能「Twilio Video」の発表に関するアナウンスがありました。
今までデベロッパーのみなさんに驚きと楽しさ、開発の簡単さを提供して来たTwilioが今回もみなさんの興味を湧かせる新機能「リアルタイムビデオチャット(Twilio Video)」機能を発表致しました。
※ Twilio Videoのベータ版は、2015年5月19日 - 20日 サンフランシスコで開催の「SIGNAL」で発表を予定しています。
Twilio Videoによって、iOS、Android、JavaScriptのSDKを提供し、画像によるリアルタイムコミュニケーションアプリの開発がより簡単に実現可能になります。
Twilio VideoはWebRTCを採択しています
WebRTC(Web Real-Time Communication)については多くの方々が既に知っていると思いますが、ユーザーがソフトウェアやプラグインなどをインストールせず、音声はもちろんビデオチャットなどのサービス(機能)を利用することができるリアルタイムコミュニケーション用API定義です。
つまりWebRTCが採用されているブラウザ(Chromeやfirefoxなど)であれば手軽に音声やビデオチャットのサービスを利用することができます。
Twilio Video JavaScript SDKはこのWebRTCを使ってP2Pビデオチャットをより簡単に実装できるようにしました。
Twilio Videoの特徴
■ iOSとAndroidのデバイスをサポート
iOS、Android、JavaScript SDKから提供されアクセスできます。
各SDKは、そのプラットフォーム上で開発に最適化されており、全てリアルタイム通信に対応されています。
■ Multi-party
提供されるマルチパーティーを通じて、トポロージメシピーアを使い、最大4者までの通話を提供することができるマルチパーティー認証、登録及び信号を提供します。
■ Open standards
クロスプラットフォームのサポートと相互運用性を確保しながら、WebRTC上で構築されました。
アクセスは常に下層のWebRTCプリミティブに利用可能であり、データチャネルであっても、モバイル上のデバイス間のコンテキスト転送のために使用することができます。
■ Low-latency TURN
P2Pが不可能な場合、Twilio Videoは、自動的に低コストTURNメディアリレーを提供致します。
7地域における28のデータセンターに展開され、メディアは可能な限り低いレイテンシーのために最寄りの地理に中継されます。
■ Resilient
トラフィックを数十億を扱う同じシグナルインフラストラクチャ上に構築されたTwilio Videoは、地理的に冗長性と稼働時間の保証のために配布されています。
■ Web-scale signaling
登録およびシグナリング機能は、負荷が増加するにつれて、弾性拡張するように設計されており、従量制の価格設定と組み合わせるこができ、Twilio Videoは数百万人に一つのエンドポイントからスケーリングします。