ニュース
2021.10.13
平素より Twilio をご利用いただき誠にありがとうございます。
※本記事は One Year of WebRTC Go: Highlights, Updates, and a Special Announcement on Quota Increases をベースとしています。
この度はTwilio で提供しておりますビデオ通話サービス「 WebRTC Go 」の、完全無料化および同時接続数の増加についてご案内いたします。
- TURN 使用が 25GB/月を超えた場合は TURN 料金が必要でしたが、不要になりました
- Account SID 毎の同時接続人数が 100 人 ( 50 部屋 ) から 500 人 ( 250 部屋 ) に増加しました
※Twilio の WebRTC Go は、ブラウザ/Android/iOS に対応した P2P 形式の 1:1 のビデオ通話サービスです。
※多人数のビデオ通話や、さらに多くの同時接続が必要な場合は有料の Peer-to-peer、Group をご検討ください。API の完全な互換性を持ちます。
WebRTC Go リリース後の新機能について
昨年 WebRTC Go がリリースしてから追加された、 Twilio Video の新機能をご案内いたします。
バーチャル背景
JavaScript 版にバーチャル背景 （指定の画像やぼかし） が対応しました。Android/iOS 版は未リリースとなります。
使用方法については下記をご参照ください。
Give Your Video Application an Instant Makeover with the New Virtual Background Library
React 版 Quickstart にチャット機能の追加
React 版 Quickstart にビデオ通話と同時にファイルアップロードを含めたチャット機能が追加されました。
詳細は下記をご参照ください。
Launch a video and text-based chat app in minutes with Twilio Video
トラブルシューティングやデバッグのための新ツール
Diagnostics App と Preflight API
Twilio Video に必要なネットワーク要件やパフォーマンスを調べる Twilio Video Diagnostics App をリリースしました。
このアプリはトラブルシューティングやデバッグに役立つ RTC Diagnostics SDK と Preflight API を利用した React アプリとなります。
詳細は下記をご参照ください。
Help Your Users Help Themselves with the Twilio Video Diagnostics App
簡易となりますがオンラインツールも用意しております。
JavaScript Room Monitor
VideoRoom のリアルタイム情報を表示するツールです。参加者の帯域幅、パケット損失率、ジッターなどの情報を表示します。
詳細は下記をご参照ください。
Accelerate Your Development with the New Video Room Monitor, Now in Beta
一般的な必要ネットワーク帯域については下記をご参照ください。
Developing High Quality Video Applications - Twilio
JavaScript Logger
Twilio Video JS SDK が出力するログを記録できます。logLevel を debug にすることでより多くの情報を得ることが可能です。
詳細は下記をご参照ください。
Capturing Twilio Video JS SDK Logs
Twilio Video をはじめましょう
Twilio のアカウントがあればすぐに Twilio Video を始められます。もしアカウントをお持ちではない場合はこちらから無料アカウントを作成ください。
WebRTC Go は下記手順によって、すぐにご利用いただけます。
Twilio コンソール→ Room settings → Room Type で「 Go 」を選択
React によるサンプルはこちらです。
Twilio Video のドキュメントはこちらです。またよくあるお問い合わせは FAQ をご覧ください。
